「むし歯が多い気がする」「歯が欠けたままになっている」「長く歯科医院へ行けず、見せるのが恥ずかしい」。そのような不安があっても、予防歯科へ相談してかまいません。予防は、健康な方だけが受けるものではなく、治療が必要な状態を確認し、治療後に同じ問題を繰り返しにくくするところまで含む考え方です。
受診できなかった事情を責めることはありません
歯科への恐怖、過去のつらい経験、仕事や育児、体調の変化など、受診から足が遠のく理由は人それぞれです。私たちが確認したいのは「なぜ来なかったのか」と責めることではなく、現在どのようなことに困り、これからどうしたいかです。
緊張が強い方は、受付や診療室で次のようにお伝えください。
- 久しぶりの受診で緊張している
- 痛みに不安がある
- 一度に多くの説明を聞くと混乱しやすい
- まず全体の状態と優先順位を知りたい
不安の内容が分かると、説明の区切り方や診療の進め方を相談しやすくなります。
まず、現在地と優先順位を整理します
痛みや腫れなど急いで対応すべき症状があれば、必要な診査と処置を優先します。そのうえで、むし歯や過去の治療、歯ぐきと歯周組織、清掃状態、噛み合わせなどを確認します。食べ方、セルフケア、喫煙、持病や服薬など、お口の状態に関わる背景も必要に応じて伺います。
検査で分かったことは、問題の数を並べて不安を大きくするためではありません。緊急性、残せる可能性、治療の選択肢、通院上の事情を整理し、どこから進めるかを一緒に決めるために使います。
治療と予防はひとつながりです
治療が必要な状態で、クリーニングだけを続けるわけではありません。必要な治療を行い、炎症や痛みを整えた後、再評価とメインテナンスへつなげます。当院ではすべての患者さんに担当歯科衛生士がつき、写真や検査値、セルフケアの変化を経年的に確認します。
一度ですべてを解決できるとは限りませんが、現在地が分かれば、優先順位をつけて進められます。受診期間が空いていても、今から始めることに遅すぎるということはありません。
受診のご案内
成人の新患・セカンドオピニオンはWeb予約をご利用いただけます。強い痛みや腫れなど急な症状がある方、小児歯科、現在通院中の方、予約変更・キャンセルは0467-74-4567へお電話ください。