患者さんを「時間軸」で診るとは、今日の症状だけでなく、これまでの経過とこれからの変化まで含めて考えることです。一つの歯を点として見るのではなく、お口全体と生活の中で起きてきたことを線として捉えます。
今の症状だけでは背景が見えないことがあります
同じ「しみる」という症状でも、むし歯、歯ぐきの位置、噛む力、過去の治療など、考えられる背景はさまざまです。その場の症状に対応するだけでなく、以前の状態や検査記録と比べることで、原因や再発予防を考えやすくなります。
初診の記録を比較の基準にする
口腔内写真、レントゲン、歯周検査などは、現在地を知ると同時に、将来の比較資料になります。定期的に同じ視点で確認すると、本人が気づきにくい小さな変化も共有しやすくなります。
すべての患者さんに担当歯科衛生士がつきます
当院では担当歯科衛生士が継続して関わり、セルフケア、歯ぐき、生活上の変化を確認します。毎回同じ人だけで判断するのではなく、記録を歯科医師と共有し、チームとして必要な診査、治療、予防計画を検討します。
変化に合わせて計画を見直す
お口の状態も生活も一定ではありません。治療への反応、年齢、体調、通院状況などに合わせて、メインテナンスの内容や間隔を相談します。長く通うこと自体を目的にするのではなく、変化を把握し、必要な支援を適切な時期に行うことが目的です。
過去の受診から期間が空いていても、責めることはありません。現在の状態から一緒に整理します。当院の担当制と予防の流れは予防歯科・MTMをご覧ください。