予防歯科・MTM

初診で写真やレントゲンを撮るのはなぜ?検査と記録の役割

医療監修 坪川 正樹(院長・歯科医師) 最終確認日:
初診で口腔内写真やレントゲンを撮る理由を伝えるアイキャッチ

初診の写真やレントゲンは、悪いところを探すためだけのものではありません。現在のお口を客観的に把握し、患者さんへ説明し、数年後に変化を比べるための基準になります。

この記事でわかること

  • 口腔内写真とレントゲンがそれぞれ担う役割
  • 成人初診で現在の状態を記録する理由
  • 2回目の受診で検査結果と今後の方針を共有する流れ

見ただけでは分からない情報を補う

口腔内写真は、歯や歯ぐき、詰め物、磨き残しなどを一緒に確認する資料になります。レントゲンは、歯と歯の間、歯根、歯を支える骨など、口の中を見ただけでは判断しにくい部分を確認するために用います。それぞれ役割が異なるため、複数の資料を組み合わせて考えます。

ポイント:初診時の写真やレントゲンは、現在のお口を客観的に把握し、患者さんへ説明するための資料です。初診時の記録は、その後の変化を比べる基準にもなります。

成人初診で行う現在の検査

目視、口腔内写真、パノラマレントゲン、歯周検査が補い合うことを示す図
目視・写真・レントゲン・歯周検査は、それぞれ異なる情報を補い合います。

当院の成人初診は75分です。最初に約15分お話を伺い、口腔内写真12枚、デンタルレントゲン12枚、顔貌写真、歯周検査、唾液検査を行います。唾液検査は必須で3,900円(税込)です。症状や安全上の理由により、診察の優先順位を調整することがあります。

写真は説明と経過比較にも使います

鏡だけでは見えにくい場所も、写真であれば患者さんと同じ画面を見ながら確認できます。また、初診時の記録を残すことで、「以前と比べて出血が減った」「歯ぐきの位置が変わった」などの経過を具体的に共有しやすくなります。

2回目に結果を共有します

歯科衛生士が口腔内写真、レントゲン、歯ぐきの状態を患者に説明する場面
撮影した資料と検査結果を一緒に確認し、現在の状態と次の進め方を共有します。

2回目は、検査結果の説明30分と口腔衛生指導30分、合計60分を予定しています。現在の状態、考えられるリスク、優先順位を説明し、希望を伺いながら今後の方針を相談します。検査を受けたからといって、説明なく治療を進めることはありません。

まとめ|初診の記録は説明と経過確認の土台になります

口腔内写真やレントゲン、歯周検査などは、それぞれ異なる情報を補い合います。当院では撮影した資料と検査結果を2回目に一緒に確認し、現在の状態や優先順位、今後の方針を相談します。

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歯科衛生士が初診カウンセリングで患者さんの話を伺う様子

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これからの歯を守る準備を。

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  • 75分時間を確保した成人初診
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参考資料

この記事は一般的な情報提供を目的とし、個別の診断や治療の代わりになるものではありません。症状や治療の適応は診察結果により異なります。

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